間違いなくiPhoneのアプリで、毎日一番多くの時間を触っているアプリは「たすくま」です。このタスク管理アプリ「たすくま」を使っていて、これだ!と思うことは次の3つ。
スケジュールをこなすには、実際に作業可能な本当に空いている時間を把握することが重要
たすくまが行動の司令塔になるのでイチイチ迷わずにすむ
記録によるタスク終了の達成感でモチベーションが持続できる
それぞれざっくりとこの3つに関して概要を書きます。
目次
スケジュールをこなすには、実際に作業可能な本当に空いている時間を把握することが重要
「たすくま」を使いはじめるときには、まず1週間ほど自分の行動をすべて記録することからはじめます。
この作業によって、いかに自分が仕事ややりたいこと以外の生活時間に時間を割いているのかという現実を思い知らされます。
自分の1日は、食事やトイレ、シャワー、掃除など生活家事全般に結構な時間を使っていることが解ります。
だから、この時間にはブログを書いて、この時間にはレポートをまとめてっていうように、カレンダーに予定を書き込んで、1時間や30分単位でスケジュールを起てていってもなぜかいつもその計画通りにはタスクを消化できないという現実を知るのです。
この、生活時間が絶対にかかるということに気付き受け入れること、これが「たすくま」を使いはじめて最初に味わう効果です。
そこではじめて、実際に作業可能な本当に空いている時間を把握することができます。これがとても重要な作業です。
自分の場合は、1日6時間の睡眠がまずあって、最初のロギングの時には、だいたい生活時間がざっと6時間かかっていました。残りは12時間です。準備して通勤の時間が往復2時間かかり、仕事が8〜10時間拘束。家に帰ってから何かやろうとしたら残り2時間程度。生活時間や勤務時間をいかに効率的に過ごして時間を捻出する必要があるかが解りました。
「たすくま」でログをとって、それぞれのタスクを意識してそれぞれのタスクを最速で行うことができないかオプティマイズしていく作業が必要です。
今はフリーなので自由に使える時間は増えました。、生活時間は前よりもゆっくり過ごしているので8時間平均です。通勤もないので残り14時間です。その14時間をいかに効率良くタスクを割り振るかが重要です。
たすくまが行動の司令塔になるのでイチイチ迷わずにすむ
しばらく「たすくま」使うと自分の生活時間を中心にルーチンワークになっているタスクが把握できます。たすくまでは「リピートタスク」と呼ばれるものです。
このリピートタスクをいかに効率よく廻すか、粛々とそのタスクをこなしていけば計画通りの生活が送れるんだという安心が得られます。
時間が過去から未来に流れているというイメージはどうも違っているらしいです。
過去−>現在−>未来
ではなく
未来−>現在、過去
なんだそうです。
これを「たすくま」を使ったタスク管理で考えてみます。
「たすくま」導入以前の時間感覚は、スカジュール帳にタスクが埋まっていき、それをこなしている間に割り込みが入って、予定したタスクが後にずれていく。方向感覚でいうとやはり過去から未来です。
このイメージは、過去にやったことの結果が未来をつくるというイメージにつながります。
「たすくま」を使った時間管理では、リピートタスクを中心にその日のクローズリスト(その日に行う分だけ)を作って実行していくだけです。
計画を立てた段階で、その日何時に帰れるか、あるいは寝れるのかという未来の自分の行動がより明確にいイメージできます。
その通りにタスクを進めることは、未来のタスクが現在に向かってくるイメージをもつことが可能です。
実際はカレンダーを使おうがたすくまを使おうが、タスクをこなしていることには変わりはありません。
しかし未来から現在にタスクが向かっているイメージをもてることが重要なのです。
未来の予定すなわちタスクを明確に強烈にイメージすれば、自分自身で未来を選択、構築できるという思考につなげることができます。
過去のこれくらいしかできなかったから自分はこれぐらいしかできないというネガティブな思考ではなく、未来におけるタスクを決めタスクを配置することで、そのタスクを粛々と実行していけば、現在において既に未来を決定づけることができるという明るい未来のイメージを現在の時点でつくることができます。
実際にこれを行うためには、現在のタスクを管理する「たすくま」だけでは厳しいので自分はDynalistを併用して未来におけるプロジェクト管理を行っています。
自分でつくる未来のためには、現在を予定調和のなかで過ごして行くことが必須です。
その羅針盤の役目を果たすのが「たすくま」です。
クローズリスト
仕事は「ここまで!」と制限(クローズ)するラインが引かれたリスト。一度クローズしたら、基本的にリストに新しい仕事の追加はできない
記録によるタスク終了の達成感でモチベーションが持続できる
この未来に対するイメージは常日頃感じていなくてもOKだと思います。
それよりも、決めたタスクを毎日きちんとこなしていくことが重要です。
そのために、寝る前や起きてすぐなどの、1日の終わりや始まりに一日のレビュー(振り返り)とクローズリストの作成が大切です。
レビューによって通り過ぎていった過去も、自分の思い描いた未来計画の通りに行動できたという充足感が得られます。
このためにたすくまでログを取り、適宜時間を意識しタスクをこなしていくことが、日々の充足感、モチベーションの維持につながるのです。
まとめ
大仰な記事になってしまいました。
「たすくま」をただのタスク管理ソフトではなく、未来計画実行羅針盤ツールとして捉えると、日々の生活をモチベーション高く過ごすことができます!
ということをお伝えしたかったのです。